仕事の忙しさと副業が予想以上に上手くいっていた事で、パチンコ屋に行かないまま気がつけば5か月以上経過していた。
仕事が一段落した事と、せっかく月6桁を軽く超える収益をもたらしてくれていた副業サイトが3/13のGoogleコアアップデートで検索圏外まで跳ね飛ばされ腹が立って仕方なかったので久しぶりにパチンコ屋へと向かった。
ブラックSEOとかは一切せずに人の記事をパクる事も一切せず、真面目にコツコツ作ったサイトだったのに・・・
毎度の事だが、Googleの突発的な弱い者いじめは精神衛生上よくない。世界の検索エンジンが全てBingに変わればいいのにと思う今日この頃だ。
さて、せっかく久しぶりに行くのだから高設定が打ちたいと、選んだ日はまずまず強めのイベント。
並びは300人ほどだったが、例のごとく半分以上は軍団とその引き子である。
狙いはいつもどおりハイスペックノーマル機なのだが、これだけ引き子がいるのでまず取れないだろうなと思いつつ、わずかな希望にかけて抽選ボタンを押すと・・・
・・・290番。
何か月ぶりかにスロットを打つのにまたジャグラーか。
あきらかな低設定か高設定ならいいが、中間設定を掴まされてだらだら打たされた挙句、最後に巻き上げられて終わりというのだけは嫌だな、などとネガティブな気持ちでマイジャグⅡに座る。
そういやこいつもあと数か月?くらいで撤去なのかな、と思うと少し寂しい気持ちになり、軽く触ってみるのも悪くないなと思った。
実践内容だが、投資1本で単独レギュラーを引き、100G以内の連荘はほとんどないまでも200近辺でコンスタントに当たる典型的な中間上目の挙動。
これは刺激的な展開にはならないだろうなと思いはしたが、久しぶりにGOGOランプを見た感覚は悪いものではなかった。
結局お昼すぎまで出たり入ったりを繰り返し、最終的に600Gハマってやめ。マイナス2本。
店内は人でごった返している状況で、スロットは台を選べる状況ではなかった。
本当ならここで帰るのがベストなのだが、ぐるっと店内を回って前から気になっていた台に座る事に。
その台はパチンコのシンフォギア甘。
新台で入った頃は調整が甘かったらしく、ネットでの勝ち報告も割と多い台だが、ここ最近は話題にすらあがらない台。
遊ばせてくれればいいかなという典型的な養分思考で打ち始めると・・・
初当たりは20本・・・
運よく最終決戦はこんな感じで突破したが、そのままスルーで2連で終了。
甘デジを打って負けた時にいつも患う「突発性こんなにハマるならミドルを打ったら良かった症候群」で自分を責めつつゴミダメ空間の出口へと向かう。
そんな時、ふと目に入ったのが今日のタイトルである「クレア2ー眠りの塔とめざめの石ー」だった。
クレアはまずまず人気で軍団の候補台のひとつなのだが、確率は設定1以下だったので見切られたのだろう。
残り使えるお金は5本程度だったが、最後の未練打ちをしようと座る事にした。
すると、投資4本目で引いたビッグがなんとチャメ+赤ピラ。
設定1で1/13107、設定6で1/3641のやつだ。
これくらいの確率なら低設定でも引けるのでラッキーくらいの気持ちでいたのだが、そのビッグの出玉が飲まれそうになった時に引いたのがまたしてもチャメ+赤ピラだった。
1回くらいならまだしもこの短時間で2回は少し怪しいなと思った。
そこからポツリポツリと当たり始め2時間後には1000枚くらいのコインを獲得。
勝てないまでもちょい負けくらいで済みそうだ、願わくばちょい勝ちくらいまで頑張って欲しいと思っていたら・・・
またチャメ+赤ピラ。
これはさすがに上だろ、というより6も十分あり得るんじゃないか、と年甲斐もなく胸が躍る。
レギュラーは余裕の設定1以下だったが、この時点で最終まで打ち切ることを決意。
ここから怒涛のレギュラー連打。
多分皆味わった事があると思うが、クレア2って異常なレギュラー連打があるよね?10連以上のやつ。
当たれど当たれどレギュラーでビッグは1000ハマリ→500ハマリ→400ハマリという糞みたいな展開・・・。
しかし、ここで一番駄目なのが、打つペースを落としたり止めてしまう事。
今まで数えきれないくらいクレア2の5や6を打ったが、私の経験ではラスト1000Gあたりで驚異的な連荘の波が来る事が多かった。(完全なオカルトなので信用しないように)
今回も残り2時間くらいからあれだけ引けなかったビッグが引けはじめ、チャメ+赤ピラやチェリー+赤ピラ、スイカ+赤ピラ、スイカ+レギュラーも出現。
5or6が確定したが、赤ピラの出現率を考えると設定6という事でいいかな、と。
結果、最終出玉は5000枚くらい。
昼からこれだけ出て、なおかつ軍団の捨てた台だったので最高の気分を味わう事ができた。
前から言っている事だが、低設定のクレア2はチャメ以外で当たる事がほとんどないので、ノーマルタイプの台の中でも屈指の糞台だが、高設定域になるとその評価は一変する。
チェリーやスイカでの同時当選が増えるので、イレギュラーな当たりを目にする事ができるからだ。
チャメ→対決演出or高確率ゾーン→外れor当たりのワンパターンではなく・・・
出目での違和感と共にいきなりこんなのが出たり・・・
こんなのが出るのが高設定域のクレアの良いところ。
これはA偽も同じなのだが、A偽はチャメ後リプレイ確率が上がるので、クレアのようにチャメ→右でボーナス判別→ほぼ外れという期待感の薄い展開にはなりにくく、数ゲームは期待感を維持できているので台評価としてはクレア2よりだいぶ上になる。
ビッグ選択だが、最初の内は番長ビッグを選んで4以上確定演出を狙っていたが、確定演出なんて必要ないくらい内容が強かったので、すぐに演出を楽しむ事にした。
ギラギラ爺サマー。
この台はちょうどパチンコをやめていた時に出た台だったのか、私の記憶にほとんど残っていない。
シェイク。
この台も私はほとんど打っていない。
誌上やネット上では4号機の名機で凄い人気があったように書かれているが、個人的には大量獲得機で吉宗なんかの基になったくらいのイメージしかない。
基本的にネット上で書かれている4号機の話はほとんどが誇張されたものだ。
簡単に万枚どころか2万、3万、5万、7万と出たなんて記事も見かけるが、それだけ出せるポテンシャルを持った台がある、というだけで出ているところなんてほとんど見た事がない。
私が4号機時代に出した最高出玉はドラゴンギャルの17000枚くらいで、あとは北斗、大花火、アステカ、銭形、雷蔵伝、吉宗、南国育ち、などで万枚を十数回といったところだが、2万枚以上出している人はほとんどいなかったように思う。
県内の店でアラジンで5万枚出たという話があった時はプロを中心に大騒ぎになったくらい。そんなに出たなんて話はそれっきりでそれ以降は一度もない。
それに比べて今は転生やモンハン月下、修羅の刻みたいなAT機で2万~3万近く出している人はまあまあ見るので、今の方が大爆発は起こりやすいのではないだろうか。
ただ、4号機時代は大量出玉こそなかったが、老若男女問わず5000枚くらい積んでいる人は今と比べものにならないくらいたくさんいた。
今はひとりが大勝してそれ以外は全滅みたいなパターンが多いが、昔は平たく勝ったり負けたりというイメージで、知識や技術がないような人でもラッキーで大勝なんて事もあったと思う。
4号機吉宗が流行った時はビッグ中の音楽が浜崎あゆみさんに似ていたので話題になったり(浜崎あゆみさんも今は奇行で笑いものにされているがその時はとても人気があった)、ゴト対策でドアノブみたいレバーがついていたり、いろいろあったなと。
秘宝伝が出た時は、もう5号機も終焉に近づいていて、賢いプロが廃業して稼いだ金を元手にして事業を始めたり。
秘宝伝は私も随分打ったものだが、高確率→バケ→高確率→バケが多くてあまり胃に優しい機種ではなかったな・・・。俺の空よりはましだったが。
クレア2のバケ連打は初代からの伝統のようなものかもしれない。
もう20年近く前の話になるので、記憶を思い出そうとしても霞がかっているが、4号機時代はやっぱり楽しかった。
高設定のクレア2を打てて、なおかつ懐かしい思い出に浸れたいい実践だった。
クレア2がなくなるまでにもう一度くらい6が打ちたいものだ。