ジャグラーで勝つ上での最大の障害は中間設定

パチスロ台にもさまざまなタイプがあるが、私は基本的にノーマルタイプしか打たない。

今ホールにある台の中で好きなのはA偽、まどマギA、バーサス、カエルなどだが、一番打っているのはジャグラーシリーズだ。

しかし、個人的にジャグラーはあまり好きではない。好きではないのに打っている理由は、単純に勝ちやすいからだ。

客数の明らかな減少でお店の設定状況は年々悪くなってきている。ジャグラーシリーズの平均設定も当然下がってきてはいるのだが、それでもノーマルタイプの中ではジャグラーシリーズの平均設定が頭一つ抜けているのは確かだ。

ジャグラーシリーズはイベント時の保険

高設定が期待できるイベントで良番を引けた時、ジャグラーが一番の選択肢になることはない。しかし、中途半端な番号を引いた時や既に狙い台が取られていた時にはジャグラーにお世話になることになり、必然的に稼働が増える。

一番良いのは「狙い台が取れなかったら何も打たずに帰る」なのだが、なかなかそれをできる人間はいないだろう。

私も同じで、せっかく来たなら何か打ちたいと思ってしまうタイプ。そういう時、勝率が一番高いのはジャグラーシリーズ(特にマイジャグ)なのだ。

実戦例:よくあるマイジャグのパターン

今回も並び300人程のイベントで100番台を引いてしまい、お目当ての台は取れずマイジャグラー2を打つことになった。

序盤好調→中盤もみもみ→終盤飲まれる流れ

マイジャグ2グラフ

この日の結果は上記の通り。よくあるマイジャグのグラフだ。

ブドウ確率の推移

  • 1123G:200個(1/5.615)
  • 2406G:400個(1/6.015)
  • 3539G:600個(1/5.89)
  • 4783G:770個(1/6.211)最終

マイジャグ2ぶどう770個最終

私は約4700G回しプラス1000枚ちょっとでやめ。理由はレギュラーの少なさとブドウが悪くなってきたから。

その後3000G以上回され、最終は8300Gでビッグ32回(1/259.3)レギュラー17回(1/488.2)。数字的には設定は2~4だろう。

大勝はできなかったが、おそらく高設定ではない台で勝てたし、ビッグをたくさん引けたので上出来。ジャグラーの中でもマイジャグ2は一番好きな台なので楽しく打つことができた。

マイジャグ2GOGO1 マイジャグ2GOGO2
マイジャグ2GOGO3 マイジャグ2GOGO4

どこの店も中間設定が増えた印象

私の行きつけの店では一昨年、昨年に比べて今年は設定の入れ方が変わってきている。

設定の入れ方の変化

  • 以前:1or2多め + 残り5or6
  • 現在:2・3多め + 残り4

店側は少数に勝たせずに多くの人に遊んでもらおうと思って中間設定を増やしたのかもしれない。しかし、そのせいでジャグラーを打つ人がかなり減ってしまい、さらに設定状況が悪くなるという悪循環に陥っている。

昔と違い今の客はシビアだ。設定4(チェリー狙いで機械割104%)がMAXと思えば、打つ人が減ってしまうのは仕方ない。安定して大勝が見込める設定6が打てるという期待感があるからこそ稼働が上がるのだ。

強イベントの時はもちろん設定6以上のデータの台が何台もあるのでしっかり入れていると思うが、平日や通常のイベントは本当に弱くなってしまった。

中間設定との付き合い方

個人的にジャグラーで勝つために最も重要なのは、低設定は論外で「中間設定(設定3・4)にいつまでも引きずられないこと」だと思っている。

機械割の高いマイジャグでも設定3で101.2%、設定4で104.3%。私の地域は等価交換でないので、このあたりを1日打ったところで±0かしょぼ勝ち。はっきり言って時間の無駄だ。

中間設定と高設定の見極めは困難

しかし、高設定確定演出のないジャグラーで設定4と設定5・6を見極めるのは容易ではない。何十年もジャグラーを打ってきた私も、未だに中間設定と高設定を見極められる気がしない。

例えば、設定4と5のブドウ確率は以下の通りだ。

  • 設定4:1/6.23
  • 設定5:1/6.18

その差わずか0.05。

こんな小さな差では、まずブドウで判別することはできない。私が一応数えているのは暇つぶしと高低の判断、そして設定6狙いには少しは役に立つからだ。

次に、一般的に設定推測に有効と言われる単独レギュラーは以下の通りだ。

  • 設定4:1/409.6
  • 設定5:1/390.1

これもまず無理。絶対無理。

私の判断基準「3分の2継続法」

ではどうすればいいか?

私は以下の方法をとっている。

継続条件

  • ビッグ確率
  • 単独レギュラー確率
  • ブドウ確率

この3つのうち2つ以上が設定5の数字以上なら打ち続ける(最低でも2000Gくらいは様子を見ることが多い)。名付けて【3分の2継続法】だ。

もちろん数字的にダメでやめた台が、最終的に数千枚出ていたことも何度もある。しかしこれはもう仕方ない。ジャグラーはそういうクレイジーな台なのだから。

基準の厳しさとトレードオフ

  • 厳しくする → 低設定・中間設定を打つ頻度は減るが、高設定を捨てる頻度は増える
  • 甘くする → 高設定を捨てる可能性は減るが、低設定・中間設定を打つ頻度が増える

ジャグラーの設定推測にベストな方法はない。例え判別ツールを使ったとしても確実には判別できない。

だからこそ重要なのは「自分で押し引きの基準を作ること」だ。ふわふわした気持ちでやめてバカ出しされた時は、精神衛生上もよくない。

まとめ:自分の基準を持つことの重要性

私は自分の基準で打つようになって、月単位でジャグラーで負けることはなくなった。

ただし、大前提として5や6の高設定が入っていなければならない。打つのは優良店、かつ確実に高設定が入る強イベントのみに絞るのが賢明だろう。

なかなかジャグラーで勝てない人は、勘で押し引きを決めるのではなく、私のように自分で基準を作って打ってみてはどうだろうか。

勝てなくてもジャグラーを打っているような人は、よほどジャグラーが好きなのだろうと思う。しかし勝てるようになれば、もっともっとジャグラーを打つのが楽しくなるはずだ。

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