A-SLOT偽物語は現在の糞台だらけのホールの中で面白いといえる数少ない台だ。
低設定域でもやる事をしっかりやれば負けにくく、設定6ならかなり安定して勝つ事ができる。
しかもビタ押しがきっちりできれば設定看破も非常に簡単と、全てが揃った台といっても過言ではない。
間違いなく5号機トップクラスの優良台だろう。
ただ、甘くて面白い台だけに、ぼったくりホールではそもそも導入していないか設定1放置、優良店は設定が入るが軍団たちに取られてしまい善良な一般人が打つ事が難しい状況になっている。
私も数か月前までは設定5以上のA偽を打ちまくって本当に楽しい時間を過ごしていたのだが、最近は打ちたくても設定の入る日は軍団に取られて打てない状態が続いていた。
もう何か月も触れていなかったA偽。先日遂に我慢ができなくなりほぼ設定1で間違いないA偽を打ってきた。
A偽物語で最低限すべき打ち方
私が行く店ではA偽が2台並んで置いてある。
だから隣に熱い演出(解呪の儀等)が来ると否が応にも目がそちらにいってしまう(下品な事ではあるが)。
そんな時、いつも思うのが”A偽物語を打っている人は案外しっかり打てていない”という事。
A偽物語の甘さを最大限に享受する為に最低限すべき打ち方を挙げてみる。
スイカやチェリーを取りこぼさない事
チェリーはまだしもスイカは10枚役(等価で200円)なので絶対取りこぼさないようにしよう。
スイカを取りこぼしまくってボーナスの最速揃えに一生懸命になっている人も結構いるが、スイカをしっかり取るほうがはるかに重要だ。
スイカを取りこぼさないようにするポイントは左リールバー狙い時に気持ちゆっくりめに押す事。
よく見かけるのが強めの演出が来て左リールに「ベル・リプ・白7」が止まっている光景。バーを早めに押しすぎてスイカまで滑っていないという事。
毎ゲーム(特に演出発生時は)しっかりバーを上段~中段に押して、スイカが上段に止まった時は中リールはバーを目安に、右リールは大怪異図柄を目安にきっちりスイカを狙おう。
ボーナス最速揃えをきっちりと
スイカやチェリーをしっかり取るのは基本の基本だが、次にやるべきはボーナス最速揃え。
皆知ってのとおり、ボーナスの可能性がある役を引いた後は「中リール中段にバーをビタ押し→赤7上段で赤頭ボーナス」「中リール下段に大怪異図柄をビタ押し→白7上段で白頭ボーナス」が基本手順。
ずるっと7図柄が滑ってくる瞬間の為にA偽を打っている人も多いと思う。
中リールの上段に止まった7と同じ色を左リールにも狙って、右リールはバーを上段にビタ押しすればケツがバーと赤7のボーナスはフォロー可能。両方を否定した時はケツが白7で確定という事になる。
完璧な最速揃えはこれを基本に設定(低設定か高設定が偶数か奇数か)や成立役に応じて最初に狙う7の色を決める。が、ここまでやるのは骨が折れるので好きな色を狙えば良いだろう。
ここまではA偽を打つ人ならほぼ100%の人が知っている事だと思う。
だが、中リールのビタ押しをミスって7が中段に止まった時はどうだろうか?
ホールで打っていると、もう一度中リールのビタ押しからやり直している人をよく見る(8割以上)。
ビタ押しをミスって中リールの中段に7が止まった場合は左リールの下段にその色の7をビタ押ししよう。下段に止まれば2確(祝福カットインもでる)。止まらなければハズレ。
知っている人はなんだそんな基本的な事かと思うかもしれないが、これをやっている人は本当に少ない。多くの量産型解析サイトにこの事が載っていないからだろう(最近の若い子は自分で考えずに情報サイト頼みだから)。
とりあえずA偽で最低限やるべき打ち方はこの2つ。
これプラス熱い演出時にはきっちり1枚役を狙う事でほんの僅かではあるが割の底上げをできたり、同色BB中の超ビタ(祝福カットインが発生)や異色BBは全ゲームビタ(3回祝福カットインを見られる)を成功させて設定判別を容易にしたりも可能になる。
集中力や目押し力が機械割アップ(正確にはアップではなくできるだけ下がらないようにするだが)や設定看破に大きく影響を与える本当に楽しい台がA偽物語だ。
低設定だからこそ好きな時にやめられる
誰もが知っているような事を長々と書いてしまった。中年の悪い癖だ。
では肝心の実践内容だが…
結論からいえば今回は2000Gでやめ。
設定差のあるボーナスは全く引けなかったが種有怪異リプが多かった(しかもBB)ので700枚近いプラスで終わる事ができた。
A偽は設定6ならスペック上かなり勝率が高いが設定5は割と負けられる(私もかなりの数負けている)。逆に低設定でも設定差のない種有怪異リプを引ければ驚くほど勝てる事もある。
設定5以上確定演出が一度出てしまえば、機械割が高くなくてもなかなか止められないのがスロッターの性。だが低設定なら好きな時にやめられる。これは気持ち的にもかなり楽だ。
演出を堪能して少しプラスが出た時点で止めるという判断も良いと思う。
ちなみに今回の実践中に出た嬉しい演出は…
大好物のよつぎタイム中下パネル消灯&?ナビ。
お次は下パネ消灯なし&?ナビ。最高。
定番の解呪の儀中、忍狙え→中押し一確→大怪異揃い。
解呪の儀(化物語)するがモンキー。熱いが意外と外す解呪(化物)。
同じく解呪の儀(化物語)ひたぎクラブ。白7当たり。
忍、ドーナツセールチラシキリン柄とレインボー。
結構レアな通常時「夢の時間ヲ終わラセルな」演出。ついつい出玉無視で演出を見てしまった。
たった2000Gだったが、本当に楽しい時間を過ごす事ができた。
あと、関係のない話だが、私はパチンコやパチスロの写真を撮るのが本当に下手で毎回異常に曲がった写真を撮ってしまう。
今回は良い画像がいっぱい撮れたのでまっすぐに修正してみた。
今回の画像加工にはCLIP STUDIO(クリップスタジオ)というソフトを使った。興味のある人は↓
液晶なしノーマルタイプをスマホでまっすぐに撮影したいならこちらの記事も↓
最後に
今回は「A-SLOT偽物語の低設定を楽しむためにすべきこと」などと偉そうなタイトルをつけてしまったが、要はある程度きっちり打てばA偽は低設定でも楽しめるという事。
もちろん毎回低設定でも良いというわけではない。軍団さえいなければ私も高設定のA偽を打ちたいものだ。
A偽物語は本当に本当に面白い台なので、まだ打った事がない人は是非是非打ってみて欲しい。
今回私が書いた「スイカやチェリーを取りこぼさない事」「ボーナスの最速揃えをきっちりと」を頭の片隅に置いて打ってもらえれば低設定でもあまり負けないはず(多分)。