先日、久しぶり(半年ぶりくらい?)に『A-SLOT偽物語』を打ってきた。
A偽の高設定を広告代わりに使ってくれているので、私が行く店では台の扱いが良いのだが、イベント時は軍団が何人も引き子を使うから一般の人はほぼノーチャンス。
どこの店でもそういう状況だと思うが、現在のパチンコ・パチスロ衰退の大きな原因のひとつは軍団だと思うので徹底的に排除してもらいたいものだ。
さて、今回私が狙ったのはもしかしたらA偽に高設定が入るかも?くらいの弱イベント。
軍団はそういう弱めのイベントには顔を出さないので並びは約30人くらいだった。
運よく抽選番号一桁をゲットできたので、颯爽とA偽のところへ。あまり高設定が期待できないとはいえ、好きな台を打つ前はやっぱりわくわくしてしまう。
それでは実践内容だが、例のごとく私が打つA偽の朝は非常に重い。
今まで何度も高設定を打ってきたが、一発目のボーナスが500Gを超える事などしょっちゅうなので、2000Gくらいまではいつも感情を殺して回す。
いきなり1000G近くはまった台が設定5以上だった、なんて事も何度かあったので根拠のある台ならとりあえずある程度設定が推測できるまでは我慢するのがA偽を打つコツだ。
今回も1500Gくらいまでは全く鳴かず飛ばずで投資も結構嵩んでしまったが、そこからボーナス連打で巻き返すいつものパターン。
2000G、3000G時のデータは上のとおりだが、これくらい回してボーナスをある程度引けば祝福カットインやボーナスの重複具合なんかでだいたい設定は分かる。
今回は早々に5以上確定のよつぎカットインが出てくれたが、6を仄かに期待する私をあざ笑うかのようにミニ貝木連発影縫出ずでほぼほぼ設定5で確定の状況に。
今まで設定5は数えきれないくらい打ってきたが、フル攻略で機械割は105.9%程度と特に優秀なスペックでもなく、割と負ける事もあるので全く安心はできない。
設定 | ボーナス合算 | 機械割 | フル攻略機械割 |
1 | 1/151.70 | 98.32% | 100.4% |
2 | 1/146.61 | 99.98% | 102.1% |
5 | 1/135.97 | 104.58% | 105.9% |
6 | 1/118.72 | 109.70% | 112.6% |
だが、久しぶりにA偽を打ち、曲がりなりにも高設定を掴めたのだから良しとしよう。
出玉的には微妙ではあるが、大好物のよつぎタイム消灯?なんかも見る事ができ、楽しい時間が流れていく。
5000G、7000G時のデータは上のとおり。
ミニ貝木連発は変わらず、「チェリー+赤RB」は出まくるが「チェリー+白RB」が全く出ないところを見ると99.99%設定5で確定だろう。
設定 | ベル確率 | チェリー+白RB | チェリー+赤RB | スイカ+ボーナス |
1 | 1/7.65 | 1/5461 | 1/3641 | 1/8192 |
2 | 1/7.48 | 1/2521 | 1/5041 | 1/4681 |
5 | 1/7.31 | 1/5461 | 1/1725 | 1/2521 |
6 | 1/7.15 | 1/1725 | 1/1725 | 1/1490 |
同色BBがあまり引けなかった事もあって出玉は満足いくものではなかったが、台自体が面白い事と、端から4000枚も5000枚も出る事を期待していないのでノープロブレムだ。
信頼度が分からないのでなんともいえないが、今までまだ一度も外していない「しのぶのイメージ映像」演出も見られたし・・・
2度目の「和解ノ儀」演出も見る事ができた。
結局8324G回して終了。
もっと回してもよかったのだが、次の日が据置示唆の弱イベントだったので体力を残しておく必要があったのだ。
もう若い頃みたいに連投がきかない体になっているし、少しでも無理をすれば持病のVDT症候群が発病するおそれもあるので・・・。
で、次の日は並びがほとんどいなかったので余裕でA偽を取り据置を願ってスタート。
結論からいえば、九分九厘設定は2だった。
初っ端からゲロを吐きそうなくらいの酷いハマリに遭遇し、いきなり2諭吉を失う事になったが、そこから設定1でも機械割100%を信じて回すとプラス域まで戻す事に成功。
途中設定2以上のしのぶ祝福カットインも出現し、A偽有識者なら完全に無視するベル確率を信じて5000Gまで回す事に。
A偽は設定5は分かりやすいのだが、偶数設定は設定6への恋慕の情もあって結構引っ張られてしまう情けない私。
ただ、1や2の低設定と5、6の高設定には感覚的に大きな違いを感じる。
遅くなってしまったが、それが今回の記事のタイトル「驚き」だ。
クレア2やA偽、まどAのような、メインの当たりがチャンス目(A偽は怪異リプレイ)の台は、チェリーやスイカ等の強小役の重複に大きな設定差がある。
いつもなら全くヒットしない強小役で当たると大きな「驚き」を感じるのだが、これが多ければ多いほど高設定の可能性が高まるという事だ。
チャンス目(怪異リプレイ)でしか、当たらない平凡な台、「驚き」を感じさせてくれない台は1や2の可能性が高いので、よほどのA偽好きでなければ少しでも浮いている時に止めるのが賢明かもしれない。
ちなみにこの「驚き」は台の面白さ・楽しさにも大いに関係があり、クレア2やまどマギAなんかは低設定と高設定では台のつくり自体が違うんじゃないかと思うくらいゲーム性が違う。
高設定はチャンス目待ちではなく他の小役なんかでも度々当たる事で常に期待感を持って打つ事ができるのだ。
ただ、店がイベント時にしか高設定を入れず、その高設定台を引き子や打ち子を大量に雇った軍団が独占しているような状況では、一般の人がその面白さや楽しさを実感する事はできないだろう。
今後客を増やしたい店はそういう軍団を出来る限り排除するか、平日でも高設定を入れて一般の人に打たせるような店作りをする必要があると思う。