長時間のパチ&スロでめまいや吐き気がしたらVDT症候群かも…

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パチンコ&パチスロは健康面では最悪の娯楽

パチンコやパチスロを楽しむ為にはタバコの煙や激しい光、騒音等に耐えなければならない。

ただ耐えるだけでよいのならまだ我慢もできるが、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)+αを引き起こすタバコの煙や難聴の原因となる騒音等は身体に不可逆的な損傷を与える可能性が高い。

特にタバコの煙については命に関わる事なので、パチンコ店は健康増進法の改正を待たずに自発的に完全禁煙or完全分煙を行って欲しい。

第一に、ファイザー製薬によると、副流煙に含まれるニコチンやタールなどの有害物質は、たばこを吸う本人が吸う煙(主流煙)の約3倍にも上ることがわかっている。
しかも、厚生労働省の研究班が実施した調査によると、日本では受動喫煙によって、1年間に1万5千人が心筋梗塞や肺がんで死亡していると推計されている(厚生労働省研究班の研究)。
これは、1年間の交通事故死亡者数の3倍に相当する。
ハーバード大学のイチロー・カワチ教授の研究では、自宅や職場で習慣的に受動喫煙している人で91%も心筋梗塞になるリスクが高くなり、居酒屋やバーに行ったときに時々受動喫煙する人すら58%も高くなることが明らかになっている。
しかも、アルゼンチンで行われた研究では、受動喫煙に厳しい規制を導入したことによって、心筋梗塞によって入院する患者数が13%も減少したことが示されている。
受動喫煙規制は「前時代的な利害調整」との戦いだ|DIAMOND online

タバコや騒音は健康にとって非常に悪いという事は誰しもが理解していると思うので、今回は激しい光を伴うパチンコやパチスロを長時間打つ事による健康問題について書きたいと思う。

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パチンコ激しい光
メーカー側は激しい光を放つ派手な透過演出や3D演出で客の関心を引こうと躍起になっている…

突然の激しいめまい、吐き気、悪心、不安感

もう20年近く前になるだろうか、私は一時仕事もせずに毎日のようにパチンコやパチスロを打っていた時期がある。

最近になってパチンコパチスロを始めた人には到底理解できないと思うが、当時はある程度の技術と知識、豊富な種銭があれば月50万以上稼ぐ事も不可能ではなかったのだ。

毎日開店から閉店まで良釘狙い&高設定狙いの終日稼働。

一月に一度も休まず毎日12時間以上稼働した事もあった(今では絶対に無理だが当時は若かった)。

最初に異変を感じたのはほとんど寝ずに次の日のイベントの為に並び、お目当ての台をぶん回していた時だった。

ふと盤面から目を離し通路を見た時、ごっそりと意識を刈り取られるような感覚に陥った。

そのまま倒れそうになったがなんとか踏ん張って事なきを得たのだが体中冷や汗でベタベタだったのを今でも覚えている。

毎日毎日長時間打っていたから目や体が疲れているのだろう少し休めば治るはずだと思い、食事休憩をとって車で少し眠る事にした。

最初は数十分横になっていれば元通りに戻ると軽い気持ちで考えていたのだが、体調はますます悪化していった。

体は異常にだるいのに目だけが冴えて眠る事ができず、めまいはより悪化し頭がぐるぐる回るような感覚(急性アルコール中毒に近い感じ)に陥り、悪心と耐え難い不安感(心臓がとまるような恐怖)に襲われた。

もしかしてこのまま死んでしまうのではないかと思ったがパチンコ店の駐車場で死ぬのだけは嫌だと気力を振り絞り友人に電話をかけ助けを求めた。

友人は仕事を途中で切り上げ急いで私の元に来てくれた。そして動く事ができない私を車に乗せMRI検査ができる病院に連れて行ってくれた(脳卒中等脳の病気と思ったらしい)。



検査の結果MRI、心電図他異常なし

病院に着くなり緊急という事で優先的に検査をしてくれる事になった。

病院内にいるという安心感なのかは分からないがなぜか症状は落ち着いていたのは不思議だった。

検査結果は異常なし。

脳も心臓も全く問題がなく、先生の見解は疲れからくる一時的なものだろうという事だったが、私はこんなに死にそうな症状がでたのに異常なしという事に全く納得できなかった。

先生は困ったような顔をして「身体的な異常はないのでおそらく精神的なものでしょう。心療内科を紹介します」と言った。

当時は心療内科が脚光を浴びだした頃で体調が悪いのに身体面で問題がなければすぐに心療内科という時代だった(そして、うつは心の風邪などというキャッチコピーをつけて身近なもののようにイメージさせ、今では疑問が呈されている安易な薬物療法が行われていた)。

遊技中に症状が出始めた事、精神的に何にも追い詰められていない事から精神的な問題はないと私は確信していた。

脳や心臓にも問題はなく、精神的にもおそらく問題はない。

パチンコもしくはパチスロが原因なのは予想できていたが間違いなくこれだといえるものはなかった。

その日はぐっすりと眠り、朝目が覚めた時には体調はほとんど回復していた(目が乾いていて異常に重い事を除けば)。

ただ遊技中にまた発作が起こってしまったらどうしようという恐怖でパチンコ店に行こうという気持ちは全く起こらなかった。

答えは眼科にあり、謎のVDT症候群とは

私は生まれつき少し外斜視なので数年に一度眼科でプリズム眼鏡の処方箋を出してもらっている。

レンズにプリズムを組み込み、光を屈折させることにより線のずれを矯正することができる眼鏡。片眼は中心にあるが、もう片方の眼がずれているので視線が一致せず、両目で同時にものを見ることのできないという「斜視」や、眼の位置の異常はあるものの両眼視機能を獲得している状態である「斜位」の矯正に用いられる。
コトバンク-プリズム眼鏡

行きつけの眼科の先生とは十年来の付き合いで診察そっちのけで世間話をする仲だ。

今回の話題はもちろん先日の発作。

パチンコを打っている時に発作が起こり危うくパチンコ店の駐車場で死ぬところだったと笑いながら話した。

先生は最初笑っていたが、ふと何かを思い出したようにうつむいた後、私の方を向いて聞いた事のない言葉をつぶやいた。

「もしかしたらVDT症候群かもしれない」

一瞬下着のブランド名が頭をよぎったが、先生はすぐに何の略か教えてくれた。

「VDT症候群とはVisual Display Terminal Syndrome(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル・シンドローム)の略」

今でこそVDT症候群はテレビ等でも取り上げられるくらい有名な病気だが、20年ほど前には多分ほとんど知られていない病気だったと思う。

今振り返れば先生は本当によく勉強されている方だったんだと感心する。

VDT症候群(ブイ・ディー・ティーしょうこうぐん、英語:Visual Display Terminal Syndrome)とは、コンピュータのディスプレイなど表示機器(総称して Visual Display Terminal、VDT と呼ばれる)を使用した作業(VDT作業ともいう)を長時間続けたことにより、目や体、心に支障をきたす病気のことである。別名テクノストレス眼症、IT眼症とも呼ばれる
Wiki-VDT症候群

先生の説明を聞けば聞くほど、私の症状はVDTに違いないと確信を深めた。

考えてみればパチンコ店はVDTを引き起こす多くの要素が揃っている。

・激しい光を放つパチンコ、パチスロの液晶ディスプレイ
・液晶ディスプレイを目立たせる為室内を暗く設定
・10時間以上に渡る長時間の遊技(VDT作業における労働衛生環境管理のためのガイドラインでは一連続作業時間が1時間を超えない事を求めている)
・長時間同じ姿勢で作業を行う(椅子の高さが調整できない場合はより問題が大きい)

上記以外でも数多くの問題点があるが特に問題なのはこれらだろう。

無論この条件下でパチンコパチスロを遊技すれば確実にVDTになるわけではない。

私のように目が弱い人(斜視、乱視、近視、遠視等)や眼鏡・コンタクトが合っていない人、ドライアイの人等はVDTを引き起こしやすいといわれている。



私のVDT予防方法

私の症状はVDTでほぼ確定的だったので先生とVDTの予防方法について相談した。

まず目に合った眼鏡を装着する事。これに関しては今までよりも短いスパンでレンズを変更する事にした。

さらに効果は気持ち程度だと思うがブルーライトカット効果の高いレンズにしている。

次にドライアイ対策。パチンコ店は空調がよく効いていて乾燥しすぎている為ドライアイになりやすい。これに関しては2種類の目薬で対応している。

人工涙液型点眼剤ソフトサンティア@
ソフトサンティア 5ml×4本

1つは人工涙液と呼ばれるタイプの目薬。

私はソフトサンティアを使っているが、その他マイティアやロートソフトワン点眼液等がこれにあたる。他の目薬と違い涙に近い性質をしているので1~2時間に1回と多めだが安心して使える。

ヒアレイン点眼液0.1%

ヒアレイン点眼液0.1%

もう一つはヒアレイン点眼液。

これはヒアルロン酸ナトリウムという成分が含まれており、目の表面を保護して傷の治りを良くしたり、目に水分を保持して乾燥を和らげる作用が期待できる。

ヒアルロン酸ナトリウム系の目薬は市販では買えないので病院で処方してもらう必要があるが市販のものよりも効果は高い。

【追記】

ロートドライエイドコンタクト粘度約60倍

ロートドライエイドコンタクトaパッケージ裏

市販品でもヒアルロン酸Naが添加された目薬があったので買ってみた。

使ってみての感想だが、保湿性は普通の目薬に比べてかなり高いと思う(コンタクト用だが眼鏡の私でも問題なく使えた)。病院に行くのが面倒な人はこちらをおすすめする(ただし目薬の中では値段はまあまあ高い部類に入ると思う)。

薬局で1300円弱で購入したが、ネットならもう少し安く買えるだろう。

【第3類医薬品】ロートドライエイドコンタクトa 10mL


遊技中は人工涙液で乾燥を防ぎ、治療や維持にヒアルロン酸ナトリウム系目薬を使っている。

連続遊技時間にも注意していて約1時間遊技したら10分は目を閉じて休む時間を作っている。

長時間同じ座りっぱなしの姿勢にも大きな問題があるので私は車でシートを倒し寝る形で休憩しているが、寝転べない人は5分目を閉じて休み残り5分で歩くなどすればよいだろう。

最後は肩こり対策(肩こりはVDTを誘発する)だが、私はパチンコパチスロを遊技する時には必ず前もって湿布等を肩や肩甲骨付近に貼っている。

お金はかかるが貼っていない時と比べて格段に違うのだ。

湿布を貼っていても厳しい場合は葛根湯を飲むのも有効かと思う(これは個人差があると思うが私には非常に効果的)。

さらに磁気ネックレスも着用。最近パチスロ動画を見ていたら寺井一択くんや兎味ペロリナさん、梅屋シンくん、嵐くん、トメキチくんなど、たくさんのパチンコ・パチスロライターが磁気ネックレスを着けている。彼らにとって肩こりは職業病のようなものだからケアをしっかりしているんだろう。

前回、長年のパチンコ&パチスロ稼働で体にガタがきている中年用に「少しでも楽にパチ&スロを打つ方法」を紹介してみたが、まずまずアクセスがあった...

たかがパチンコをするだけにここまでする必要はないと思う人も多いだろうが、VDTになったら本当に苦しい。あの苦しみは発作を体験した人にしか分からないだろう。

メーカーやパチンコ店は現在の遊技台及び遊技環境がVDTを引き起こす可能性が高いという事が分かっているのにどうしてもっと遊技台や遊技環境を改良改善したり客に対して注意喚起を行わないのか不思議だ。

メーカーやパチンコ店は客の健康状態よりも台が多く売れる事、より多くの貸し玉料を回収できる事の方が重要なのだろう。

パチンコパチスロを打っていて体調を崩した人は一度VDT症候群を疑ってみて欲しい。

VDTで苦しんでいる人は私の想像よりもはるかに多いと思うから。

その他、私の推測だがこのVDT症候群とうつ病、 頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)は密接な関係があるように思う。

どれか一つに罹患するとその他を誘発(罹患済なら重症化)しやすくなるのではと。これらについてもまた別の機会で書きたいと思う。

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