またもや久しぶりの更新。
前回の記事(8月)で、新型コロナや旧規則機撤去の影響でホールの状況が非常に厳しくなっている的な事を書いたが、9、10、11月とさらに状況は悪化している気がする・・・。
パチスロの高設定投入率は明らかに下がって閑古鳥が鳴き、魅力的なスペックが多数登場した事で盛り返し傾向のパチンコも釘調整は酷い有り様だ。
4号機時代から20年以上パチンコ店に通っている私だが、状況的には今が一番きついと感じている。
私の現在のメイン機種は相変わらず【バジリスク絆2】。
高設定の投入率は明らかに下がったが、設定4or5をなんとか掴み終日打ち切るスタイルで収支的には月20前後とそこそこ。
最近は6.2号機(マジハロ、アネモネなど)がポツポツと新台で入ってきているが、個人的には設定状況の悪い今、コイン持ちの悪い6号機を打つのは得策ではないと思っている。
低設定と判別できた時には既に取返しのつかないくらいの負債を背負っているケースも多いので、できればコイン持ちが良く設定判別が容易な台がおすすめだ。
甘くて面白い【パチスロひぐらしのなく頃に祭2】
そして、絆2の高設定狙いがスカッた後に最近たまに打っているのが今回の主役【パチスロひぐらしのなく頃に祭2】。
目押しさえ完璧なら設定1でも103%(公表値)という甘めのスペックなので未練打ちにはもってこい。
さらに、旧規則機撤去後を見越して旧イベ時にはそれなりに設定を入れてくれるホールもちらほら存在している。
低設定でも波をつくれ高設定は安定感もあり
昼前からまだあまり回っていない台をしばらく回してみて、低設定っぽければ止め、高設定なら閉店まで打つ感じで現在トータル6万回転ほど。
導入後結構時間が経ってから打ち始めたのでまだあまり回せていない。
今のところ確実に設定5以上だったのはわずか2回だが、勝率・勝ち額ともに良好なのはやはり優秀な割の高さが影響しているのだろう。
低設定っぽくても1000枚くらいの波はあってそれなりに遊べるし、高設定に座った時は2回とも3000枚以上出ていて、まずまずの安定感も感じる事ができた。
初めて【スロットひぐらし祭2】の高設定に座った時のデータはこんな感じ。
私は基本小役をカウントしないが、富竹ボーナス中のバー斜め揃いを筆頭に高設定を匂わす挙動が多かったので割と早い段階で上はあるなと思っていたら、BB後に古手桜花出現で設定5以上確定。
途中BB間で2000G近いハマりがあったが、閉店間際の怒涛の連チャンに助けられ最終的には3000枚ほどのプラスで終える事ができた。
目押し成功率は大体これくらい。
運命分岐の時は1ミス1000円近くマイナスになりそうなので集中して押しているが、BB中は気が抜けてミスもしばしば。
最後らへんになると疲れ果てて転落時の二コマ目押しまで失敗する事も多い・・・。
2回目の高設定を打った時はこんな感じ。
最後の有利区間分のデータが反映されていないが、ここから結構連チャンして、こちらも最終的には3500枚くらいのプラスになった。
序盤2000Gくらい全くいいとこなしでBBも2回くらいしか引けなかったが、あまりコインが減らないなと思いながらのんびり打っていると、にぱ~演出で55% (設定5以上確定)が出て驚いたものだ。
この日は目の調子が珍しく良かったのでミスはBB中のみ。
台による個体差もあるのかもしれない。
目押し(ビタ押し)のコツは深呼吸して一呼吸置く
ちなみに私が実践しているビタ押し成功率を上げる方法は、[ボタンを押す前に一呼吸置く事]。
今の若い人はまず問題ないと思うが、私のように4号機時代以前からパチスロを打っているような人間の中には”ビタ押し”と意識すると体が硬直してしまう者もちらほら。
スポーツでいう”イップス”のような状態だ。
私は一時この症状に悩まされ、ハナビの二コマ外しすら満足に押せなくなった事がある。
眼は回転中の氷のツヤまで捉えているのに、いざ押そうと思うと右手が麻痺したように動かなくなりブルブル震えるだけになった時は脳の病気になったのではと恐怖したものだ。
その後、この症状を消すために様々な方法を試してみたが、一番効果があったのが前述の方法。
今まで1周目で押していたのを、“深呼吸し一呼吸置いて2周目までスルーしてから3周目できっちり押す”というルーティンをつくる事で克服できた。
これは【スロットひぐらし祭2】に限った事ではなく、どの台にも使える方法なので、イップス気味の人や毎回一コマ早く押してしまうせっかちさんは是非試してみてほしい。
目押しはメンタル面が最重要。
リアルボーナスありの6号機ではかなり面白い部類に入る
次に【スロットひぐらし祭2】の演出に関してだが、今のところはまだそれほど多く回していないので楽しく打つ事ができている。
強いて言えば、弱めの演出を伴った1枚役のヒット率をもう少し上げて欲しいのと、ART中ストーリーシナリオが少ないのでもっと増やしたり違う形にしてくれればもっと面白かったと思うが。
ただ、ロングフリーズを始めとする各種フリーズ系は良質だし、
ART中の「you」や「Friend」にはいつも驚かされる。
糞の短中期出玉率規制のせいで今のところノーマルタイプ感覚で打てる6号機は非常に少ないので、それなりに楽しめて勝ちやすい【スロットひぐらし祭2】は本当に貴重な存在だと思う。
クレア4にも期待していたが、あれは期待外れの残念な台だった・・・。
【スロットひぐらし祭2】は店側からはなかなか利益の取れない台と捉えられてそうだが、割が100%を超えた台しか打たない目押し自慢の乞食プロが集うイベント時ではなく、あえて平日に高設定を入れたり、法的にOKなのかは分からないが打ち方をレクチャーするなりして中級ユーザーに触ってもらいやすい環境づくりをすればもう少し稼働・利益が増える気がする。
低設定も遊べはするが高設定はその上で出玉感もあるので、もっとたくさんの人に打ってもらって設定状況が良くなればいいなと思う。
自分の納得できる止め方でOK
最後に【スロットひぐらし祭2】止め時だが、世間一般では転落時に二コマ目押しを成功させ天井を200にしてから止める事が推奨されている。
どうやら400止めは”ワサビ打ち”と呼ばれ忌み嫌われているらしい。
なので一応200止めしてはいるが、私は別にわざとミスって400にされていても特に何も思わない。
CZなんておまけみたいなものだし、200止め→400止めの損失なんてせいぜい30~40枚くらいなものじゃないだろうか。多分ビタ押し1回分よりも安いはず。
あと、めんどくさい話だが200止めするともう少し打ちたいのに即やめしなくてはいけなくなると思っている人も多いらしい。
確かに二コマを成功させた後に100G回してしまうと天井まで残り100Gになるので打たないと損に感じるかもしれない。
そういう人は400止めしてから100Gくらい未練打ちすればいいのではないかと。
そうすれば自分の後の人に得をさせる事はなくなるだろう。
期待値稼ぎに終始しているタイプの人間は割と天井に敏感かもしれないが、私はCZ天井が200だろうが400だろうが気にせず座るので(設定のほうが大事)、皆自分が納得できる止め方をすればいいと思う。
別にペナ打ちをしているわけではないのだから、200止めするしないで批難し合うのはナンセンスかなと。
200止めの方が多少は稼働に貢献するかもしれない。
しかし、少なくとも私が見ている限りでは上級者以外はそれほど天井ゲーム数を気にしている感じではないので裾野を広げるという意味では大した効果はなさそうだ。
以上、今後もしばらくは(下手したら永遠に?)ホール状況が悪そうなので【スロットひぐらし祭2】のお世話になる機会が増えると思う。
他のメーカーさんも6号機の縛りの中で大変だとは思うが、こういう面白い台をたくさん出してパチスロ業界に希望を見せてもらいたいものだ。