パワフル2018に続いてクィーン2018を初打ち
ホールの釘が酷すぎて長い間パチンコを打つ選択肢を消されていた私だが、先日久しぶりに良釘のCRフィーバーパワフル2018を打つ事ができた。
私がパワフルの記事で危惧していた釘の悪化についてだが、案の定3日目にはボーダー-3程度に調整され放置されている。
釘の良化が望めない以上おそらくもうパワフル2018を打つ機会は訪れないだろう。面白い台なのに非常に残念だ。
稼働よりも利益を追求しているホールが大勢を占めている現在のパチンコ業界。
現在の客数を維持できればそのやり方でもまだ生き抜いていけるホールも多いだろう。
しかし、度重なる規制やウェブメディア、スマホアプリなどの隆盛でパチンコは可処分時間シェアを大幅に奪われユーザー数は減少の一途をたどっている。
これからは逸早く利益重視から稼働重視に切り替えた優良店だけが生き残り、いつまでも目の前の利益だけを追求するぼったくり店は廃業していく事だろう。
さてパチンコ業界に対する愚痴はここまでにして、先日パワフル2018とほぼ同時に導入されたCRフィーバークィーン2018を打ってきた話をする。
[スペック画像:株式会社ジェイビー-フィーバークィーン2018]
旧作のクィーンⅡに比べて大当たり確率が1/99.9→1/106.0、電サポが40回→50回に変更されている。
パワフル2018と同様にボーダーも1k20回くらいと悪くはない感じだ。
導入直後はガチガチだったが新台4日目で遂に開く
パワフル2018は新台導入直後1k27回という良調整の台を打つ事ができたのだが、クィーン2018は導入直後酷い調整だった。
目視でも分かるくらいの狭いヘソ釘(完全にハの字)、半分以上は死に玉になりそうな寄り釘、20玉に1玉通るか通らないかのスルー釘と回収する気満々の調整。財布の中身を根こそぎ奪ってやろうという強い意志を感じた。
客も昔ほど馬鹿ではない。
新台だからといって糞釘でも打つ人は数えるほどしかいないだろう。案の定2日目は総回転100回当たり0という有様。3日目も当たりはしていたがほぼ稼働はなかった。
いつまでこのままでいくのだろうかと少し楽しみにしていたが4日目にして動きがあった。データを見ると当たりはそこそこだが2000回転以上回っていたのだ。
翌日実際に釘を見てみると明らかに釘を叩いた跡があった。
スルーもなんとか通りそうだしボーダー以上は回りそうだったので打ってみる事に。
1/106とは思えない軽さ、相性の良い確率なのか
私は普段ほとんど甘デジしか打たないので1/106を少し恐れていた。
1/99.9ですら500回とか600回平気ではまるのに(甘デジ最高は1080回)1/106なら700回くらいはまるかもしれないと。
だが私のそんな心配は杞憂に終わった。初当たりが軽い。100回転以内にポンポン当たる。
私のオカルトなのだが相性の良い確率ってあると思う。例えば私は甘デジに多い1/99.9や新MAXの1/319が絶望的に引けない。
今までで一番引けたのはもう10年以上も前の台だがマルホンさんのビックリマン2000TKSという台。
1/329.5という当時では変わった確率だったのだが1/200くらいで引けたと思う。相性の良い確率だったのだろうオカルトだけれども。
ビックリマンは演出も本当に面白かったしまた打ちたい。ビーストデミアンや戦神カリユガのシールが出た時の興奮をもう一度。マルホンさん経営状況が良化したら是非お願いします。
さて実戦だが…
たくさん初当たりを引いたがクィーンだけあってほとんど普通のダブルリーチからの当たりだった(予告は様々だが画像では分からない)。
唯一印象的だったのは↑のカウントダウン予告。1回しか出なかったが大当たり濃厚演出のようだ。
最初はどうかと思ったが意外とよかったのがこのジェイBEE君(そんな名前だったような)ランプ。
このランプが光れば当たり確定なのだが様々なタイミングで点灯する(回転中や再始動時等)。
さりげなく点灯するので、リーチ中に当たれ当たれと思いつつふと右を見ると点灯していて驚いた事が何度もあった(百花繚乱の愛ランプのようなもの)。
コアなクィーンファンの人はこんなランプ必要ないと思うかもしれないが私のようなにわかは割といいかもと思ってしまった。
ST連荘確定時にはボーナス終了後から点灯。
レインボーは見る事ができなかったが複数個の当たり確定か。
全回転も2回見る事ができた。
2回とも最終的に青7止まりだったが他の絵柄で止まる事もあるのだろうか。
全回転はもちろん16R確定。
16Rは全部で9回引けたがやはり12%の振り分けは荒れるなという感想。隣の台も50回以上当たりを引いていたが16Rは1回だった。当たり前の事だが16Rの引きが非常に重要だ。
最終結果とクィーン2018の感想
最終結果は開店から21:00くらいまで打って約16000発程のプラス、最高ハマリは300回ほどと出来すぎの結果に。
連荘も10連以上はなかったもののコンスタントに5連程度引けたのが大きかった。
演出面については、記事にする前から思っていた事なのだがこのクィーン2018は画像や文章ではほとんど台の良さを伝える事ができない。
なぜならこの台の肝は豊富な予告と法則性だからだ。
当たりや強い予告の度に写真を撮りまくったが後になって写真を見てもどの写真がどの予告のものなのか全く分からない。結果こんなに少ない画像数になってしまった。
ただ良釘だった事と運よく大勝できた事を差し引いても面白かったのだけは確かだ。
今となってはほとんど覚えていないが、実戦中は毎回違うパターンの予告に終始驚かされっぱなしだった。
パワフルもクィーンも間違いなく良台だ。
ネット上でも悪い評価をしている人のほとんどは大ハマリしたとか連荘しなかったとか台の出来に全く関係のない事ばかり。勝った負けたは台の評価に関係ない(勝ち負けは店の釘調整次第)。
なかなか見つからないかもしれないが、もしボーダー以上のクィーン2018があれば是非とも打ってみて欲しい。派手な演出ばかりの最近の台とは全く違う魅力のある台だと思う。