最近、私の通うホールでは店長が変わり、ジャグラーやBT機(エヴァやクレアなど)に高設定を積極的に使ってくれるようになった。高設定狙いで長時間稼働する機会が増えたのは嬉しい悲鳴なのだが、そのせいで目のコンディションが最悪な状態になっている。
特に、毎ゲーム中リール黄7狙いをしているエヴァBTや、下皿周辺がバカみたいに緑に光りまくる新台のネオアイムジャグラーにはかなり苦しめられている。
これまでの目薬やめぐりズムでのケアでは追いつかなくなり、目をあけるのもつらいという限界状態に。私はVDT症候群の傾向があるので、この激しい目の疲れは吐き気やめまい、ときには微熱を伴うようになり、日常生活にも影響が出始めてしまった。
そこで試したのが、自宅でできる鍼治療「パイオネックス」だった。
激しい眼精疲労にパイオネックスが効く理由

「パイオネックス」は、鍼灸治療で使われる円皮鍼(えんぴしん)という医療機器だ。直径約1.5cmの小さなテープの中央に極めて短い鍼が付いており、ツボに貼るだけで持続的に刺激を与え続ける。
パチンコやパチスロによる目の疲れは、激しい光や集中によって目の周りの筋肉(毛様体筋など)が凝り固まり、血行が悪くなっているのが原因のひとつだ。パイオネックスをツボに貼ることで、寝ている間も微細な刺激が続き、硬直した筋肉を緩めて血行を促進してくれる。
私の使い方|「パイオネックス1.2mm」を攅竹に貼る

パイオネックスには鍼の短いタイプや鍼のない「パイオネックスゼロ」もある。顔は敏感な部位なので痛みが気になる方はゼロの方を選ぶ人も多い。
私も最初はゼロを何回か使ったが、効果がいまひとつだったので、今は鍼がやや長めの1.2mmタイプを使っている。
私が特に効果を感じているツボは、眉毛の内側の先端にあるくぼみ「攅竹(さんちく)」だ。
攅竹は鍼灸では昔から目の疲れに効くとされているツボで、実際に治療院でも眼精疲労の施術でよく使われる場所だ。
長時間稼働で目に限界を感じた時は、風呂で目をしっかりマッサージした後に攅竹など、目の周辺のツボにパイオネックスを貼って寝る。翌朝目覚めると、疲れで張り付いたように重かった目が軽くなり、ひどい乾燥も多少は改善して楽になっているのを実感できる。
これは、就寝中にパイオネックスが目の奥の緊張を持続的に緩め、血行を改善してくれている効果だろう。
⚠️ 注意:顔への使用は個人差があるため、痛みや違和感があれば無理をせず、痛みのないゼロタイプを検討してほしい。
他の対策も併用しよう
パイオネックス以外にも、以下のような基本的な対策を組み合わせるとより効果的だ。
- 20-20-20ルール:20分ごとに20秒間、遠くを見て目を休める
- 意識的に瞬きを増やす:集中していると瞬きが減りがち
- 適度な休憩を入れる:トイレ休憩などで目を休める時間を作る
まとめ

目薬はVロートプレミアムがお気に入り
パチンコ・パチスロの長時間稼働やまぶしい機種による目の疲れに対して、目薬などのケアだけでは限界がある。
正直、これほど目を酷使させる台を平気で出すメーカー側の姿勢には辟易している。あの強烈な光やフラッシュによる健康被害はアメリカなら訴訟ものだろう。爆音もそうだが、規制が緩い日本だからこそ成り立っているユーザーへの負荷だと言わざるを得ない。
まあ嘆いていても台の仕様は変わらない。若者なら多少の無理はきくかもしれないが、私のような中年スロッターや、連日長時間稼働が続いている方には、パイオネックスでの集中ケアを試してみてほしい。
目の健康を維持してこそ、好きな台を長く打ち続けることができるのだから。






