バジリスク絆やハーデス、モンハン月下雷鳴等の人気高射幸性遊技機の撤去が間近に迫っている。
私はよほど強いイベント時以外でこれらの台を打つ事はなかったが、ホールに莫大な利益をもたらしていた爆裂台がなくなる事でノーマル台にもしわ寄せが来るのは間違いなく、ノーマル打ちにもより厳しい時代が訪れるだろう。
さらに今後登場する6号機は「400Gで220%未満」、「1600Gで150%未満」といった短期出玉率の糞縛りがあるのでこれまでのようなノーマルタイプはつくれずお先真っ暗と言われている。
さて、現在私の行きつけの店にあるノーマルタイプ6号機は「バンバンクロス」と「ドンちゃん2」くらいなのだが、登場時にはほとんど触る事がなかったドン2を最近よく打っている。
最大222枚獲得できるビッグボーナスと104枚獲得可能なレギュラーが基本で、ビッグ後は22G継続・純増0.3枚のRT「花火チャンス」を搭載したノーマルタイプ。
導入前に「ビッグ222枚のノーマルタイプ」というのが分かった時には悲しいような寂しいようななんとも言えない気分になったものだ。
導入開始は2019年の3月だったが、導入日に空いていた推定設定1を打ってノーボーナスで800Gほどはまって以来最近まで全く打つ事はなかった。
だが、数週間くらい前にたまたま座った時、意外と面白いかったのでそれ以来度々遊び打ちしている。
演出モードはいつも赤ドン。
4号機のドン2はいつも青ドンを選択していたのだが、なぜかあの楽しかった金魚演出(金色の金魚好きだった)から糞みたいな釣り演出に変わっていたので赤ドンに落ち着いた。
6号機ドン2の面白いところはやっぱり出目と演出の絡みだと思う。
熱そうな演出がきてもチェリーで終了なところは今の子たちにはなかなか受け入れにくいかもしれないが、中途半端な信頼度の演出が頻繁に来てくれるのでその演出に合わせた打ち方を考えるのが一番楽しい。
出目重視ではあるもののたまにそこそこ熱い演出が発生するのが赤ドンモード。パチンコでいえば演出が起こりすぎないシンプルモードといった感じかと。
4号機ドン2といえばビッグ中の複合役だったが、今作ではビッグ中提灯上段受け時に左リール中段にバーをビタ押しすれば設定示唆の花火が上がる。
昔のように目押し技術で数十枚増えたりはしないが、設定推測の大きな要素になるのでこれはこれで面白い。
だが、肝心の設定状況はというと…
行きつけのホールではプラスの台がほとんどないくらい酷い状況だ。4台設置されているが多分毎日設定1だと思う。50枚で40G以上回るし、出玉にもメリハリがないのでホール側も扱いにくいのかもしれない。
推定設定1の台ばかり打ってちょい負けを繰り返しているが、6ならコイン持ちもよくて当たりも引けてさぞ楽しい事だろう。
12月から2000台の再販予定なので今後はもう少し設定状況が良くなればいいなと思う。
この日はドン2を2000Gくらい回し、楽しみながらも500枚くらいの負債を抱えた。
最近はパチスロを打った後にミドルパチンコを3000円分くらい運試しの未練打ちするのが日課。
今回選んだのはネット上で結構評判の良い「Pハイスクール・フリート」。

© AAS/海上安全整備局© AAS/新海上安全整備局
題材の「ハイスクール・フリート」はプロダクションアイムズによって制作され、2016年4月から6月までBS11、TOKYO MXほかにて放送されたテレビアニメ作品。「はいふり」と呼ばれる事が多い。
日本列島の大半が海中に沈むという空想の世界を舞台に、国際的な海洋交通の維持と安全保持を目的に世界各国に設立された海上警備組織「ブルーマーメイド」になる事を目指して養成学校に入学、教育艦「晴風(はれかぜ)」に乗艦した女子生徒たちの活躍を描いた作品だ。
2020年1月18日から「劇場版ハイスクール・フリート」の全国ロードショーも決定している。
「近代兵器を使う女の子」というのが私の琴線にあまり触れないので、ガルパンなどと同じくあまり興味がなかったが、台自体の出来が良いとの事なので打ってみる事にした。
台の脇にある台説明を見ながら打ち始めるとまさかの1000円ヒット。
まどマギのパチンコは3000~4000円ずつ10回ほど打ってまだノーヒットなのにやっぱり相性というやつはあるのかもしれない。
この当たりは確変で、確変中早々に7揃いをゲットし、小当たりRASH「PREMIUMはいふりんく」に突入。
初めは台の仕様が分からず、「PREMIUMはいふりんく」中に保留内で7揃いしまくるものだから保留内連荘の演出かと勘違いした。
確変継続率は70%のはずなのに順調すぎるほど継続し…
原作を知らないので全く分からないが、いろいろな派手な演出を見つつさらに継続。
あれよあれよと一撃20000発も達成して…
最後はレギュラーボーナスを引いて終了。19連27920発の大爆発。
パチスロの締め付けは異常なほどだが、パチンコの規制は少し緩和されて多様性のある台が徐々に登場してきている。
だが、ゲーム性は良くなっているものの釘はボーダー以下の台がほとんどで、なかなか勝つ事ができない為、遊技客の増加には至っていないという感じだ。
客が戻り儲かるようになったから釘を開けるのではなく、釘を開ける事で勝てる感覚をもう一度客に知ってもらい増客につなげるという方法をとらなければ、今の時代待っているだけでは絶対客は増えない。
潰れるのを待つだけのお店はそういう先行投資はできないだろうからどうしようもないかもしれないが、まだ力が残っているお店は頑張って釘を開けてほしい。もちろん軍団対策は徹底した上でだ。
パチスロは厳しい状況がまだまだ続きそうなので、今後はパチンコに力を入れるお店も増えてくるだろう。
個人的には継続率や4個返しなどの規制が撤廃されたので、戦国乙女や銀河乙女、百花繚乱などのような突破型でスペックも甘めの甘デジが復活してくれればいいなと思っている。
そういう台が次々と登場してお店も甘めに使ってくれるなら糞スペックのパチスロを触る事はなくなりそうだ。